このCDも昨日紹介したDEADLINEと同じ店で見つけた。同じ人が持ち込んだんじゃあないかなあ。あの店はたまたま通りがかって入った店だ。大阪の現代美術館で「デジタル・イメージ展」を見た帰り、通ったことのない地下道を歩いていて見つけたんだ。だいたい知らない道を歩いていて、CD店を見つけたらいけない。中へ入らずに通りすぎるなんてできっこない。入ったら最後、陳列棚の端から端まで見ないと気がすまないんだ。
まあおかげでこのアルバムと昨日紹介したもの、そしてキップ・ハンラハンのアルバムを手に入れることができた。さてゴールデン・パロミノス。ファースト・アルバムはアグレッシブで衝撃的だった。だが次第にドラムのアントン・フィアーのリードで、不思議なポップさをみせるようになってきた。このアルバムは「ヴィジョンズ・オブ・エクセス」に続く3枚目の作品。
曲ごとに参加ミュージシャンは異なっており、いかにもセッション・バンドといった様子。中心メンバーはアントン・フィアーAntonFier、ビル・ラズウェルBillLaswell、バーニー・ウォーレルBernieWorrell、ピーター・ブレグヴァドPeterBlegvad。ニッキー・スコペリティスNickySkopelitisがギターでトラック2、4に参加、ジャック・ブルースJackBruceがボーカルでトラック4に参加、カーラ・ブレイCarlaBleyがピアノでトラック9に参加。
このアルバムは1986年にCelluloidRecords/CBS/SONYから発売された日本盤のCD。7月8日、大阪梅田地下街のDiskJ.J.で1,340円で購入。
1999.7.21