宇多田ヒカル。若いのに歌唱力抜群、とか言われている女性。私も気になったので聴いてみました。うーむ。確かに声はいい。でもよく聴くと、どうも音程が不安定に震えるように思えます。「上手に歌おう」という意識が、緊張となっているように思えます。考え過ぎかなあ。
どの歌も、きちんとまとまっていて、いかにもヒットソングという感じ。でも彼女が本当に、人の心を動かすようなボーカリストに成長するのは、心の底から「伝えたい」というメッセージを持ったときではないかと思います。
偉そうに書いてすみません。ついつい日本のミュージシャンには辛口になってしまうなあ。
このアルバムは1999年に発表されました。日本盤で東芝EMI株式会社から発売されたもの。
1999.5.18