これは同僚のNさんに教えていただきました。実は前から気になっていたんですよ。アルバムのデザインがなんとはなく「日本風」だし、「ビョーク」という響きも英語じゃない気がして、日本か韓国、台湾あたりのアジアのグループだと思っていました。だからシカゴに行ったときもCD店で陳列棚にインデックスを見つけて、「日本よりアメリカでのほうが有名なのかなあ」なんて思っていました。大きな勘違い。
で、聴いてみる。ふむふむ。かなりビートの効いた音楽ですね。ジャケットやミュージシャン名、アルバム名のイメージから、軽い爽やかな音を勝手に想像していたんですが、結構アバンギャルド。ベースは電子音楽ですが、ボーカルが過剰なエフェクト抜きで生々しく録られているので、そこのところは聴きやすい。実験的な雰囲気を感じる曲もあれば、ピコピコテクノ風もあり、スイング・ジャズ風の曲をかなり真面目にやっていたり、まだちょっと全体像がつかめません。
このアルバムは1995年に発表されました。日本盤でポリドール株式会社から発売されたもの。
1999.5.17