「ブルーノート東京」のホームページによると、「ハイラム・ブロックは1955年9月11日、大阪生まれ。父親の仕事の関係で幼い頃に帰米する。パナマ共和国、フロリダなどを経て1976年にニューヨークに渡り本格的な演奏活動を始めると、マンハッタンをベースにする数々のフュージョン・グループに参加、中でも、70年代末にウィル・リー、スティーブ・ジョーダンらと結成した”24丁目バンド”が、来日公演も行なわれるなどして話題となった」とあります。私は24丁目バンド時代は聴いたことがなく、ソロになってから惹かれるようになりました。
さらに「’82年に初アルバム『N.Y.ストーリーズ』(Trio/廃盤)を発表。その後、ボブ・ジェームスやデビッド・サンボーンなどの大物たちと頻繁に活動しながら、『フロム・オール・サイズ』『ギブ・イット・ホワット・ユー・ガット』(Atlantic)、『ウェイ・クール』(イーストウェスト)、『ワールド・オブ・コリジョン』『マニーズ・カーウォッシュ』(共にBigWorld/輸入盤)、『レイト・ナイト・トーク』(ヴィーナス)を発表。ファンキーでドライブ感溢れる演奏で人気を呼んだ。最新作は、ラテン・コンセプトの『Carrasco』(ビタクー)」と同ページに紹介されています。私が大好きでよく聴いたのは、「フロム・オール・サイズ」のアルバムでした。
ステージでは走り回る元気なパフォーマンスをするそうです。不確かな記憶では、ライブ・アンダー・ザ・スカイで見た覚えがあるのですが、そのとき私はまだハイラム・ブロックのことを知らなかったので印象が薄かったというように思います。
私がよく聴いた「フロム・オール・サイズ」でもジャケットは愛用のストラトを抱いた写真だったはず。これもまた紹介しましょう。でもなあ、LPを紹介するにはスキャニングが手間なんだなあ。A3スキャナが安く手に入らないかなあ、と思うこの頃です。で、ストラト。彼のサウンドはまさにストラトキャスターのサウンド。シングルコイル・ピックアップの素直な音です。
このアルバムは1992年にアトランティックから発売された日本盤のCDです。秋葉原の「リバティー」で中古CDとして680円で購入。
1999.3.15