リッチー・ブラックモアRitchieBlackmoreはいつまでも彼らしいスタイルのギターを聴かせてくれます。ギター職人とでも言いたくなる几帳面なピッキング。クラシカルに練られた曲構成。コード展開。
最近のレインボー、というかリッチー・ブラックモアのバンドに継続的に注目していませんでしたが、一旦解散し、ディープ・パープルDeepPurpleの再結成、そしてレインボーの再結成と、めまぐるしく変化していたようです。ところでこのアルバムでのヴォーカリスト。ドゥギー・ホワイトDoogieWhiteという名前で、スコットランド出身とのことです。高音に艶のある声で、ロニー・ジェイムズ・ディオを彷彿とさせるところも感じられます。
10曲目は「スティル・アイム・サッド」で、ヤードバーズYardbirdsの曲のカバーらしいです。ライブではレインボーの定番演奏曲のようで、ライブ・アルバムで聴いた記憶がありますが・・・。1stアルバムにはインストルメンタル・バージョンが収録されていたとのこと。
このアルバムは1995年にBMGビクター株式会社から発売されました。日本盤のCDで、東京秋葉原の「リバティー」という中古CD店で、180円で手に入れました。これ、見たとき「間違いか?」と思いましたね。なんだかリッチー・ブラックモアのファンの人に申し訳ないみたい・・・
1999.3.7