The Big Express / XTC


円熟期と言っていいXTCのアルバムです。アルバム冒頭1曲目、歯切れのいいギターのカッティングはイントロが終わるとリズムが裏にかわるところが印象的。ジャケットに大胆に用いられた機関車の車輪がイメージするように、とても重厚なサウンドにつつまれたアルバムです。さらに、内側のジャケットに素晴らしいデザインの写真があるので紹介します。この写真を見ると、メンバーは3人になっています。


さてこのページを書くために、Webを検索すると、あるわあるわ。とてもたくさんのXTCファンのページがありました。例えば「skylarking」さんによる「XTC/Unofficial」のページ。ここにはXTCの変遷が簡単にまとめられています。これによると、XTCの歴史は4期に分けられ、メンバーが3人になったのはアルバム「Mummer」からで、これを「第3期」と位置づけています。

「buggle」さんによる「techno−electro−synth/PopAcademy4」というページ。ここには日本と海外の「テクノ・ポップ」と呼ばれるミュージシャン(およびその周辺)の紹介がされています。「チャクラ」「EP−4」「有頂天」「D.A.F」「DalekI(LoveYou)」「Wire」など、あまり知られていないミュージシャンのことが満載で驚きます。このページではXTCのサウンドに付いて「初期においては、テクノでパンクなポップという感じであったが、独自のXTCねじれポップ・サウンドを構築していった」と書かれています。「ねじれポップ・サウンド」という言葉は、なかなか言い当てています。

「yosh」さんによる「Yossie’sPointOfView」では、XTCのアルバムが写真とともに解説されています。yoshさんは「ドラムス・アンド・ワイアーズ」で最初にXTCと遭遇しましたが、長い間「レコード棚奥に封印してしまった」そうです。それから何年か後にその面白さを発見することになったようです。ここで「ビッグ・エクスプレス」は「XTCのアルバム中最高の力強さを出しています。独特のエコーと、スネアのピッチの低さがそうさせているのでしょうね」と、ドラマーらしい分析をしています。またトニー・レヴィンのページもあったり、yoshさんは本人の言葉にあるように、私と似て「雑食性」の方のようです。

「yo−shi」さんによる「XTC/WebLink」というページには、XTCのページへのリンクが集められています。また坂本龍一についても、とても詳しくまとめられていて、とてもすごいページです。

このアルバムは1984年に発表されました。このCDは米盤で、1月5日、ロサンゼルスのサンセット・ブルーバードにあるタワーレコードで、$7.99で買いました。

1999.2.5