これは以前、神戸の元町にある「アップル」という、当時は貸しレコード屋だったところで借りて聴いたことがありました。そのときはアナログ盤で、「EinDeutschesAlbum」と書かれていました。アルバム「4」のドイツ語バージョンで、大好きな「ショック・ザ・モンキー」が「ショック・デン・アッフェン」となっていて、その語感がとっても好きで、何度も何度も繰り返し聴いたことを覚えています。
いつかは巡り合って、再び楽しむことができたら、と思っていたら、シカゴで見つけて買うことができました。アメリカにとっても「輸入盤」であり、CDには「Import」というシールが貼ってありました。値段も少々高めでした。
ピーター・ガブリエルはすべての歌をドイツ語で歌っています。曲名はそのままドイツ語に訳したものではなく、少し違った名前になっています。さらに曲順が一部変えられています。
1.DerRhythmusDerHitze(5:36)
2.DasFischernetz(6:45)
3.KonTakt!(4:31)
4.SanJacinto(6:13)
5.SchockDenAffen(5:43)
6.Handauflegen(6:02)
7.NichitDieErdeHatDichVerschluckt(5:59)
8.Mundzumundbeatmung(4:54)
1曲目は「TheRhythmOfTheHeat」、2曲目は「TheFamilyAndTheFishingNet」、3曲目は「IHaveTheTouch」です。オリジナルと比べると、2曲目と4曲目が入れ替わっています。
オリジナルと比べて音の面で違いがあるのは、ヴォーカルが強調してあり、エフェクトも少なく生々しく聞こえるところです。ドイツ語の持つ力強い語感にぴったりくるように思えます。
このアルバムはオリジナルと同じく1982年に発表されたもののようです。1月1日にロサンゼルスのサンセット・ブルーバードにあるヴァージン・メガストアで見つけました。$17.99。オランダ盤です。