有名なプログレッシブ・ロック・バンド「ジェネシス」のボーカリストであった、ピーター・ガブリエル(「ゲイブリエル」と表記する場合もありますね)のソロ・アルバム。タイトルは付けず、単に「1」、「2」、「3」と呼ばれてきたソロ・アルバムでしたが、この4枚目に相当するアルバムには「Security」と書かれています。
HisaoChidaさんによるピーター・ガブリエルについてのホームページ「TheKnottedChords」を見ると、ファースト・アルバムは「Car」、2ndアルバムは「Scratch」、3rdアルバムは「Melt」と呼ばれているようです。
アルバム「1st」は、FMラジオで録音し、音質の悪いものを何度も聴いていました。「2nd」、「3rd」はあまり印象に残りませんでしたが、この4枚目はとてもよく聴きました。いちばん好きだったのは、アナログ盤ではB面の1曲目にあたる「ショック・ザ・モンキー」でしたね。
CDジャケットには右下に斜めに「FullDigitalRecording」と書かれていますが、せっかくのデザインが台無し。いやだなあ。そう思いませんか。だいたいCDではジャケット・デザインを軽視しがちな気がします。アナログ盤の大きなジャケットで得られるダイナミックさがないからでしょうかね。
このCDは1982年に発表されました。このCDは米盤で、昨年12月29日にシカゴのダウンタウンにあるヴァージン・メガストアにて$11.99で購入しました。とっても寒い晩で、シカゴの街を楽しんでKAXさんの家に帰ろうと、メトラと呼ばれる鉄道のシカゴ駅に向かって歩いている途中で店を見つけ、列車の時間が気になりながら買い物しました。
1999.1.16