In All Languages / Ornette Coleman THE QUARTET & PRIME TIME


最近聴いたアルバムがつまらなかったので、しばらく関心を持たなかったオーネット・コールマンでしたが、これはよかった。KAXさんおすすめだったので聴いてみました。

最初の曲を聴き「懐かしさを感じる曲だな」との印象。オーネットの音楽は、どれもなんだかズレているようで、そこはかとない懐かしさを感じるものです。で最初は気づかなかったのですが、2曲目を聴いてわかりました。これはオーネット自身の曲のカバーだと。

クレジットされている曲名に覚えはないのですが、確かにどの曲も、かつてのアルバムに収められていた曲のカバーです。曲名が変えられているのかな?それとも曲名にこだわらず聴いてきたから覚えがないだけなのかな?

アルバムは2つのユニットで録音されています。ひとつは「カルテット」で、オーネット・コールマンOrnetteColeman(AltoAndTenorSaxophone)、ドン・チェリーDonCherry(Trumpet)、チャーリー・ヘイデンCharlieHaden(Bass)、ビリー・ヒギンズBillyHiggins(Drums)。いまひとつは「プライム・タイム」で、オーネット・コールマン(SaxophoneAndTrumpet)、デナード・コールマンDenardoColeman(Drums)、カルビン・ウエストンCalvinWeston(Drums)、ジャマラディーン・タクマJamaaladeenTacuma(Bass)、アル・マクドウェルAlMacDowell(Bass)、チャーリー・エラービーCharlieEllerbee(Guitar)、バーン・ニックスBernNix(Guitar)です。

以前ライブ・アンダー・ザ・スカイの来日公演で見たチャーリー・エラービーとバーン・ニックスがとてもかっこよかったのですが、最近このプライム・タイムは大幅にメンバー・チェンジされ、両者ともバンドを離れてしまったようです。残念。

このCDは1978年にハーモロディックHarmolodicInc.から発表されました。このCDは1月1日、KAXとともに訪れたロサンゼルスのサンセット・ブルーバードにあるタワーレコードで購入。$17.99でした。

1999.1.15