スピッツSpitzというバンドは、私にとって忘れられないバンドとなりました。いや、私の人生を大きく変えるきっかけの一つとなった、とさえ言っていいのではないかと思えます。音楽が人生を変えることもある、といえば大袈裟かも知れませんが、私の心を動かし、勇気を力を与えてくれたことは間違いありません。
しましまだその全貌を知るわけではありません。私が知っているのは、どちらかといえば最近のアルバムにあたる数枚のものだけです。これはすでにスピッツの6枚目のアルバムになるようです。
2曲目「涙がキラリ」は最近のヒット・メーカーを予感させる秀逸なメロディーの曲。6曲目「トンガリ’95」はハードな曲。7曲目「あじさい通り」はレゲエ調で、ボーカルに詰まったようなエフェクトが印象的です。8曲目「ロビンソン」はとってもストレートなラブソング。11曲目「君と暮らせたら」は、グループ・サウンズ風の懐かしさの中に、現代的なアレンジが加えられた曲です。
このアルバムは1995年にポリドール株式会社から発表されました。ところでスピッツのアルバムにはよく女性が登場してきますが、いつも顔がよくわかりません。またジャケットにを包むようにケースが付いていることが多いです。このCDも外側にカバーが付いていて、その写真は、上のジャケットをクリックすると見えるようになっています。ちょっと構図の違う写真になっています。
1998.9.9