Disraeli Gears / CREAM


アルバムの邦題は「カラフル・クリーム」というもので、ジャケットのデザインと極めてしっくりいくので、ずーっとオリジナルのタイトルだと思っていました。「DisraeliGears」の意味はいまだにわかりません。「IsraeliEars」なら「イスラエル人の耳」なんですがねえ。アナグラムなのかも知れません。

クリームは私が中学生だった頃、級友のHくんが大好きでした。お兄さんの影響なのか、中学生なのに渋い趣味を持っていました。僕といえばロックを聴き始めた頃で、当時で「キッス」とか「スコーピオンズ」とかに夢中だった時にですよ、彼は「クリーム」でしたからね。当時はわかりませんでしたが、今になって彼の感覚を尊敬します。今はどうしているのでしょうか。

私がクリームを真剣に聴いたのは、名盤のライブ・アルバムである「ライブ・クリームボリューム1、2」です。ですからこのアルバムに収められた曲の中でも、「サンシャイン・ラブSunshineOfYourLove」と「英雄ユリシーズTalesOfBraveUlysses」には特別の思い入れがあります。とりわけ「サンシャイン・ラブ」の出だしのギターは、いつ聴いても爪先が浮き立つようなノリを感じます。

このアルバムは1967年に発表されました。クリームのセカンドアルバムで、ロック史上に残る超有名なアルバムす。ちっとも「カルト」なんかではありませんね(^_^;)。このCDは「ナイス・プライス・1800」として1,800円という廉価盤でポリドール株式会社から1993年に発売された日本盤のCDです。

1998.7.10