( What’s The Story ) Morning Glory ? / OASIS


勢いのあるバンドというのは、こんなにも力強いものなのかと実感させられるアルバムです。「これでもか」というか、「まかせとけ」というか、「矢でも鉄砲でも持ってこい」というか、そんな感じのアルバムです。こんな感想でわかるかなあ(^_^;)

オアシスOasisは気にはなっていたグループでしたが、最近FMもMTVも見聞きする機会がなかったもので、つい最近までアルバムを耳にしたことがありませんでした。その私にオアシスを聴く機会を与えてくれたのは、わたしのクラスのKくんです。

解説を書かれているロッキング・オンの増井修さんによると、このアルバムの曲は全てがシングル・カットされるとのことです。それほど収められた全ての曲自体の完成度が高いということでしょう。確かにどの曲も、シングル・カットにふさわしい存在感を持っています。私が好きなのは、(他のバンドにたとえるのは失礼なのかお知れませんが)スミスの雰囲気が感じられる3曲目「ワンダー・ウォールWonderwall」、「ため」のリズムがかっこいい5曲目「ヘイ・ナウ!HeyNow!」、そしてタイトル曲「モーニング・グローリーMorningGlory」です。まだ歌詞まで理解しながら聴いてはいないのですが、これは日本盤で対訳も付いていますから、ゆっくりと味わいながら聴き込んでいくつもりです。

このアルバムは1995年に発表されました。ジャケットだけでなくアルバムには素晴らしいデザインの写真がたくさん付いています。被写界深度を浅く、あざやかにぼかしをコントロールされたメンバーの写真は、私の大好きな撮りかたの写真です。このCDは株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントから発売された日本盤です。

1998.7.7