Mark Johnson / Mark Johnson


このCDも職場の近くのCD店で480円で手に入れたものです。ところが私の大好きなベーシストの「マーク・ジョンソン」と思ったのですが、どうやら違って同姓同名の別人。サックス奏者のアルバムでした。

おそらく典型的なファンク・ジャズのアルバムだろうと思いますが、この手のアルバムをあまり聴いたことがなかったので新鮮に思えました。ドラマチックな展開を予想される冒頭の小曲「Overture」はチェロ風のキーボードで始まり、デビッド・サンボーン風(?)のリフを強調した「Exit33」。終期マイルス・デイビス風(?)のゆったりしたバラード「AGiftForTheAges」。タイトルとおりのサンバのリズム「StreetSamba」。跳ねるリズムの「ComeOn」。レゲエの匂いも感じられる「MudHut」。様々な音楽の要素を織り交ぜながら、自分風に味付けしてあります。7曲目の「MudHut」から「She’sSoFunktional」「BadInfluence」「FunkyJames」「Hipocket」まで、ファンキーな曲が続きます。そして最後11曲目の「Devotiunal」は落ち着いたバラードでアルバムを締めくくります。

このアルバムは1993年の夏に録音され、1994年にJvcMusicalIndustries,Incから発表された米盤のCDです。

1998.5.25