はにわ / 仙波清彦とはにわオール・スターズ


今日も「カンタベリー派」からずいぶんそれた寄り道です。これも私が大好きなアルバム。このアルバムと出会ったきっかけは、ラジオかな流れてきた「ちゃーのみ友達スレスレ」でした。アルバム冒頭をかざるこの曲のインパクトは、言葉では語り尽くせません。そいうえば最近ラジオを聴くことが少なくなりました。最近の音楽はおもしろくない、などと思ったりしますが、ラジオを聴かないので新しい音楽との出会いが少ないせいかもしれませんね。

先日、同僚のMeeraが元気なさそうに見えたので、このアルバムを聴かせてあげました。カナダ人の彼女はたいへん気に入り、また驚いていました。感想を書いてもらいましたので紹介します。

As a foreigner in Japan, I am always thrilled to listen to new + different musicians from this country. When "YOC"(aka -"da man") introduced me to Haniwa. I was completely taken aback !

This album is full of cool instrumental funk and truly wacky vocals. It's a unique blend of contemporary and traditional music, which left me 100% impressed.

The beauty of music is that it transcends language and culture. Haniwa may be the perfect example of this, So turn off the "SMAP" and "GLAY", and pop in HANIWA !!. You will likely be tapping your feet + completely in awe with their musical ingenuity.



日本にいる外国人として、私の国の音楽とは違ったタイプの新しい音楽を聴くと、私はいつもぞくぞくさせられます。クールな男と言われている「YOC」さんからこの「はにわ」を紹介されたとき、私は全くドキッとしました!

このアルバムは、クールなインストルメンタル・ファンクと、全く狂気じみているボーカルでいっぱいです。これは現代的なものと日本の伝統的な音楽との独特のブレンドでできていて、私を100%感動させてくれました。

音楽の素晴らしさは、言語や文化の違いを超えることです。「はにわ」はそのパーフェクトな例かもしれません。だからみなさん、「SMAP」や「GLAY」なんか聴くのはやめて、「はにわ」を聴いて楽しもう!!。彼らの音楽的才能に驚き、あなたの足は自然にリズムを刻むことでしょう。

幸いにも、アナログ・レコードがCDへと移り変わっていく頃に、私はこのアルバムを某貸しレコード店の中古販売コーナーで放出されているのを見つけ、いつか誰かにあげようと思って買っていましたので、1枚をMeeraにプレゼントしました。

このアルバムは1983年にCBSソニーから発売された、日本盤のアナログ・レコードです。今はCDも発売されているようです。

1998.5.19