このアルバムはイタリアのプログレッシブ・ロック・バンド「ゴブリンＧｏｂｌｉｎ」が、映画「コンタミネーションＣｏｎｔａｍｉｎａｔｉｏｎ」のサントラとして作ったアルバムです。私は見ていませんが、解説によると映画は「エイリアン」の焼き直しのようなものらしく、いわゆるＢ級カルト・ムービーのようです。残念ながらゴブリンの演奏も、いまいち冴えないような気がします。

しかし１曲目「Ｃｏｎｎｅｘｉｏｎ」ではゴブリンらしいパイプオルガン風のキーボードが聴けますし、５曲目「Ｐｉｌｌａｇｅ」、６曲目「ＴｈｅＣａｒｖｅｒ」、７曲目「Ｒｕｓｈ」あたりは、アラン・ホールズワース風のギターをフューチャーした、ブランドＸ風の演奏が楽しめます。ちょっと良く言い過ぎですかね（^_^;）

このアルバムは１９８０年にサントラとして発表されました。このＣＤは１９９２年にＳＬＣから「チネヴォックス・サウンドトラック・シリーズ」のＮｏ．９として発売された日本盤のＣＤです。

１９９８．５．１４