Fourth / SOFT MACHINE


ソフト・マシーンの4枚目のアルバム。アルバムタイトルもイージーなら、ジャケットもイージー。でも内容はとっても濃いです。音楽的には前作の延長線上にあり、さらにジャズ色が強くなっています。ワイアットによる作曲もありませんし、歌声もここでは聴くことができません。

参加メンバーはヒュー・ホッパーHughHopper(BassGuitar)、マイク・ラトリッジMikeRatledge(Organ,Piano)、ロバート・ワイアットRobertWyatt(Drums)、エルトン・ディーンEltonDean(AltoSaxophone,Saxello)、ロイ・バビングトンRoyBabington(DoubleBass)、マーク・チャリグMarkCharig(Cornet)、ニック・エバンスNickEvans(Tronbone)、ジミー・ヘイスティングス(AltoFlute,BassClarinet)、アラン・スキッドモアAlanSkidmore(TenorSax)。ロイ・バビングトン、マーク・チャリグ、アラン・スキッドモア以外は前作と同じメンバー。ライブを意識したメンバー構成がうかがえます。

解説には赤岩和美さんがサウンドの詳細な分析をしており、立川直樹さんによるソフト・マシーン周辺のミュージシャン人脈図が載っています。このアルバムは1971年に発表されました。このCDは1991年にエピック・ソニー・レコードEpicSonyRecordsから発売された日本盤のCDです。

1998.5.2