今日たまたま職場に友人が遊びに来たので、このアルバムを聴いてもらいました。高校時代はテニス部のキャプテンで、演劇にも興味があり、大学時代は劇の主役をつとめたという彼女は、「せりふのない芝居、パントマイムを見ているか、そのバックに流れるような音楽」という印象を語ってくれました。
タイトルの邦題は「ジャズ、来るべきもの」だったと思います。かっこいいですね。「TheShapeOfJazzToCome」には自分の音楽への満面の自信が感じられます。このアルバムはオーネット・コールマンOrnetteColemanの初期の代表作で、とりわけ一曲目「ロンリー・ウーマンLonelyWoman」は名曲です。どちらかといえばオーネット・コールマンはジャズの系譜からすると異端になると思いますが、この曲は比較的ジャズ・ファンにもポピュラーな曲です。
このアルバムは1959年にアトランティックAtlanticから発表されました。
1998.5.1