かなしばり / はにわちゃん


和太鼓の仙波流、仙波清彦さんは「はにわオールスターズ」というビッグ・バンド(?)を率いてユニークな音楽を聴かせてくれました。しかし大所帯で動きがとれにくいためでしょうか、平行して小人数のバンド「はにわちゃん」を作り、ライブ活動を頻繁に行っていました。神戸のチキン・ジョージにも来たことがあって見に行ったことがあります。サービス精神満点で何度もアンコールに応えてくれました。またコンサートが終わってからお願いして、Tシャツにメンバー全員のサインをもらいました。今でも大切にとってあります。

このアルバムに収められた曲の半分は、私の大好きな小川美潮さんの作詞によるものです。小川美潮さんの曲は、とても歌詞が素敵です。選ばれた言葉のひとつひとつがきらきらと輝いています。確かコンサートでは小川さんが歌を歌っていましたが、このアルバムでボーカルをとっているのは柴崎ゆかりさんです。

このアルバムは1984年に発売されました。以前に聴いたことはあるのですが、アルバムが手元になくて、先日神戸で星電社三宮店がオープンしたときに見つけて買ってしまいました。このCDにはオリジナル・アルバムの9曲に加えて「あそび」「彼は外人」「家」「ウェイトレス」の4曲が加えられており、1991年にソニー・レコードから発売されたものです。

1998.4.1