Taking Tiger Mountain (ByStrategy) / Brian Eno


ブライアン・イーノのソロ2作目。ファースト・アルバム「HereComeTheWarmJets」は以前に一度聴いたことがありますが、今は持っていません。このファースト・アルバムにはロバート・フリップRobertFripp、クリス・スペディングChrisSpedding、ジョン・ウエットンJohnWetton、フィル・マンザネラPhilManzanera、アンディ・マッケイAndyMackayなどの豪華メンバーが参加していて、ぜひとも再び聴いてみたいと思っています。

このセカンド・アルバムは、ブライアン・イーノ(Electronics、SnakeGuitar、Keyboards)、フィル・マンザネラ(Guitars)、BrianTurrington(BassGuitar)、FreddieSmith(Drums)、ロバート・ワイアットRobertWyatt(Percussion,BackingVocals)、のメンバーで録音され、ゲストとしてアンディ・マッケイ、フィル・コリンズPhilCollinsが参加しています。

全部で10曲が収められていますが、全ての曲に歌があり、アルバム全体を通してポップな印象を受けます。イーノのソロ・アルバムの中では、最も聴きやすい部類に入るのではないでしょうか。私の大好きなロバート・ワイアットのバッキング・ボーカルは7曲目「PutAStrawUnderBaby」で聴くことができます。イーノの生々しい声と、ワイアットの天上からの声は全然違うタイプで、そのアンバランスがなんとも言えない味を醸し出しています。またフィル・コリンズのドラムは4曲目「MotherWhaleEyeless」で聴くことができます。

このアルバムは1974年にアイランド・レコードIslandRecordsLtdから発表された米盤のアナログ・レコードです。

1998.3.20