Islands / KING CRIMSON


再びクリムゾンの「アイランドIslands」です。これは私が買った最初の「アイランド」のレコードで、米盤です。当時レコード事情は、米盤は安いけれど質が悪い、英盤はちょっと高くて質は良い、という感じでした。学生の私は当然安い方を選びました。ところがスクラッチ・ノイズがひどく、またこのアルバムは静かな音なので目立って困りました。

その後、余裕があるときに英盤を手に入れました。すると、この米盤で入っている、B面最後「アイランドIslands」の後のバンドの練習風景が、英盤には入っていないことがわかりました。

バンドの練習の様子を、フリップは何故アルバムの最後に入れたのか?私の考えは、メンバー間の音楽性の違いで行き詰まってしまったクリムゾンだけれど、再び戻ってくるので期待して欲しい、というフリップからのメッセージだ、ということです。この部分を、同僚のカナダ人ミラさんに聞き取っていただきました。ThankYouMeera!!

"It has a number of ? that I enjoy each time. Now, what we're going to do. We'll do it twice more. Once with the OBO(?) and once with the EIGHTED(?) and then we finish."
"Alright."
"Can we have it?"
[VIOLINS]
[CHATTER]
"We're rolling... Everyone take two."
3- 1-2-3-2-2-3

このアルバムは1972年に米アトランティック・レコードAtlanticRecordingCorporationから発売されたアナログ・レコードです。

1998.3.7