Duck Stab Buster & Glen / THE RESIDENTS


なんでも「レジデンツ活動25周年」だそうで、アルバムがCDで再発されるようです。うーん。こんなバンドのCDを買う人がどれくらいいるのだろうか・・・複雑な心境がします。どう考えても「普通の」人が聴いて楽しい音楽ではありません。ムーン・ライダースMoonRidersに「ビザール・ミュージック・フォー・ユーBizarreMusicForYou」というアルバムがありますが、レジデンツには「ビザール」という言葉がぴったりのような気がします。なんて言ったらいいのかなあ。やっぱり聴いてもらうしかないですね。

レジデンツの公式ホームページを見ると、1969年にPhilipLithmanとN.Senadaという二人が出会ったことが始まりということです。それにしても正体不明のグループで、ジャケット裏に写っているコンサートの写真なんかを見ても、変な格好で演奏したりしています。音も極端にロー・ファイで、たいてい古ーいカセット・テープレコーダーで録音したような音。その音の処理が影響しているんでしょうか、なんだか不思議な懐かしさを感じます。

このアルバムは、片面が「ダック・スタブDuckStab」、もう片面が「バスター・アンド・グレンBuster&Glen」と名づけられています。「ダック・スタブ」面の7曲はEPとして既に発表されたもので、それに「バスター・アンド・グレン」面の7曲を追加して、このアルバムができたようです。したがって全部で14曲。比較的短い曲が集められおり、初期のレジデンツの中では聴きやすいアルバムだと思います。私のお気に入りは、「バスター・アンド・グレン」面の「バースデイ・ボーイBirthdayBoy」。とっても切ないボーカルが魅力です。

このアルバムは1978年に発表されたアナログ・レコードで、サンフランシスコのラルフ・レコードRalphRecordsから発売された米盤です。

1998.3.1