Guitar Solos / Fred Frith


このアルバムを学生時代に聴いたときは、本当にショックでしたね。ギターでこれだけ「変」なことをするミュージシャンがいるということ、そしてそれが、いわゆる心地よい音楽的なものでは全然ないのだけれども、なんだか突き刺すよいうに心に染みてくるというところに驚きを感じました。

このアルバムはアナログ・レコードも持っています。ジャケットの写真は違っていて、確かこの写真は、アナログ・レコードでは裏ジャケットにあたるものだと記憶しています。そしてアナログ・レコードの表ジャケットは、このCDでは表紙の裏側にあたる部分に印刷されています。

1曲目「HelloMusic」は本当に驚きの曲です。みなさん、この曲を聴くために、このアルバムを買いましょう(^_^;)。フレッド・フリスはこの後も「GuitarSolos3」までアルバムを発表します(それ以降は知らない)が、何といってもこのアルバムのこの曲が最もインパクト強いです。

このCDには18曲が収められていますが、オリジナルの曲は1曲目から8曲目まで。9曲目「OnlyReflect」と10曲目「Water/Struggle/TheNorth」は、もともとアルバム「GuitarSolos2」に収められていた曲、11曲目「AlienatedIndustrialSeagulls」、」12曲目「SongOfRiverNights」、13曲目「ShouldOldArthur」は、もともとアルバム「GuitarSolos3」に収められた曲、14曲目から18曲目は、「recorded at NOISE NEW YORK,September 1988,Engineer:Kramer.Ears:TomCora」とクレジットされています。

このアルバムは1991年に発表されました。スイスのチューリッヒにある「RecRec」という会社からリリースされました。このCDはESDから発売されたカナダ盤で、昨年12月27日、シカゴ郊外のタワー・レコードTowerRecordで$16.22で買いました。

1999.1.29