このアルバムは「ゴッド・コ」の3rdアルバム。日本盤です。解説によればバンドは、ボーカルのシャロン・トッパー、ギターとベースのクレイグ・フラナギン、エンジニアのドン・フューリーの3人が中心メンバーのようです。このアルバムにジョン・ゾーンJohnZornの名前は見当たりません。
サウンドは2ndよりインダストリアル風のノイジーな演奏になっていますが、曲の構成力と演奏力はより高くなっています。アグレッシブな曲はより激しく、スローな曲はよりヘビーに、タイトな曲はよりリズミックになっています。ボーカルのシャロン・トッパーの歌も、なかなか聴かせてくれます。またボーカルは過度に歪まされていて、まるでレジデンツのようなプリミティブさを感じさせる曲も何曲かあります。いい感じです。
クレジットされたバンドのメンバーは7人。2ndアルバムの5人、SharonTopper(Vocals、Drums)、CraigFlanagin(Guitar、Drums、Bass)、AlexKlein(Bass)、SiobhanDuffy(Drums、Vocals)、MichaelEvans(Drums)、に加えて、ElliottSharp(Bass)とAnthonyColeman(SamplingKeyboard)が加わっています。それに数名のミュージシャンがサポートしていると書かれています。
このアルバムは1993年に発表されたもののようですが、もしかしたら1995年かも知れません。このCDは「ロウ・ファイ・レコーディング・シリーズ」と題され、日本盤のみのボーナストラックが4曲含まれています。そして全部で26曲も収められています。発売元はMeldacCorporation、販売元はNipponCrownCo.Ltdとなっている、日本盤です。
1998.10.17