心地好いメロディーと甘いボーカル、そして打ち込みドラムとベースのスウィングするリズム。脳天直撃のアルバムです。

イエローＹｅｌｌｏは日本ではそれほど有名にならなかったなあ。ちょうど私が大学でバンドをやっていた頃によく聴きました。神戸の本町に、当時貸しレコード店だった「アップル」という店で、とてもたくさんの素晴らしい音楽に出会うことができました。このアルバムも「アップル」で聴かせてもらったものです。

このアルバム当時グループは３人で活動していたようです。ジャケットの裏には、ディーター・マイアーＤｉｅｔｅｒＭｅｉｅｒ、ボリス・ブランクＢｏｒｉｓＢｌａｎｋ、カルロス・ペロンＣａｒｌｏｓＰｅｒｏｎの３人がクレジットされ写真が載っています。

刺激的なのはやはりシングル・バージョンの方で、当時は３０ｃｍ盤の「マキシ・シングル」が流行っていました。このアルバムに収められた曲は、どちらかといえば落ち着いたアレンジになっています。この当時の代表曲の数々はリミックスされて「Ｙｅｌｌｏ１９８０−１９８５／ＴｈｅＮｅｗＭｉｘＩｎＯｎｅＧｏ」というＣＤにも集められています。

このアルバムは１９８３年にフォノグラムＰｈｏｎｏｇｒａｍＧｍＨから発表された、米盤のＣＤです。

１９９８．８．１５