フェイク ファー / スピッツ


最近、車の中でいちばん良く聴いているのがこのアルバムです。日本のポップス、とりわけ最近のグループはほとんど聴く機会がなかったので、紹介されて聴いたときはとても新鮮でした。なにか「ピン」とくるものを感じてからは、最高のお気に入りのアルバムとなりました。

とりわけ3曲目「冷たい頬」、4曲目「運命の人」、5曲目「仲良し」は曲のつながりも良くて大好きです。「冷たい頬」は失恋の歌のようですが、身を捨てるような恋こそ本物だと歌っているようにも思えます。「運命の人」は運命の人にささげる歌。「運命の人」という表現がいいですね。「仲良し」は「いつも仲良しでいよう」と言われて初めて恋しているということに気づいたという曲。若々しい感覚が選び抜かれた言葉で光ります。

ところで、ジャケットの女性は誰だろうって、気になります。ファンには常識なんでしょうかね。なおジャケとをクリックすると、CDケースのものとカバーのものとが替わります。このアルバムは1998年ポリドール株式会社から発売されました。もちろん日本盤のCDです。

1998.6.6