先生のための SQL Server 2016 | |||||
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第3回 SQL Server 2016 構成マネージャーを使う | |||||
SQL Server 2016
がインストールできたら、スタート画面に新しく次の4つの項目が表示されるはずだ。 ・ SQL Server 2016 エラーと使用状況レポート ・ SQL Server 2016 データのインポートおよびエクスポート ・ SQL Server 2016 構成マネージャー ・ SQL Server 2016 インストールセンター インストールされた SQL Server の構成状態を確かめるため、構成マネージャーを起動してみよう。 |
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SQL Server 2016 構成マネージャーは次のように左右2つの画面に分割されている。左側にはインストールされた SQL
Server 構成マネージャがあり、その下にツリー上に次の項目が並んでいる。 ・ SQL Server のサービス ・ SQL Server ネットワーク構成 ・ SQL Native Client 11.0 の構成 なお、このコンピュータには 32 ビット版の SQL Server 2014 Express もインストールしてあるので、32 ビット版のネットワーク構成と Native Client も表示されている。 この画面で、SQL Server のサービスをポイントしてみよう。 |
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SQL Server のサービスをポイントすると、画面の右側にインストールされたサービスの一覧が表示される。 ・ SQL Server (SQLEXPRESS) ・ SQL Server エージェント (SQLEXPRESS) 先に述べたように、このコンピュータにはすでに SQL Server 2014 Express もインストールし稼働している。そのため、次の項目も表示されている。 ・ SQL Server Browser ・ SQL Server (SQLEXPRESS01) ・ SQL Server エージェント (SQLEXPRESS01) このように SQL Server はバージョンが異なる複数のものをインストールしてもちゃんと稼働するようになっている。このとき、SQL Server のインスタンス名、つまりシステム上の名前は、通常は SQLEXPRESS という名前がデフォルトでつけられるのだが、複数のインストールをしたときには SQLEXPRESS01 というように末尾に番号が割り振られるものとなる。 通常は SQLEXPRESS という名前になるはずだが、ここでは最初にインストールした SQL Server 2014 Express に SQLEXPRESS の名前が付けられていたので、新しくインストールした SQL Server 2016 Express は SQLEXPRESS01 という名前になっている方になる。 |
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構成マネージャーの各要素のアイコンを見ると、SQL Server は緑色の三角アイコンになっており、SQL Server
エージェントは赤色の四角アイコンになっていることがわかる。これは、SQL Server は動いているが、SQL Server
エージェントは止まっていることを示している。 ここで停止している SQL Server エージェントだが、これは何をするものかといえば、SQL Server 本体の稼働には直接関係なく、SQL Server の一部の管理タスクを自動化できるようにするもので、ある特定の時間に SQL Server のストアドプロシージャというプログラムを自動実行する、といったようなことをさせるものだ。この機能は、必要になった時点で起動すればいい。 このように、構成マネージャーを見るとそのコンピュータにインストールされている SQL Server の状態を確認することができる。 |
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