ラベル

1.ラベルとは

 

ラベルとはフレームに付けた名前である。

「GoTo」アクションなどを使うとき、フレーム番号を使わずにラベルで指定すると編集しやすい。

 

2.ラベルを付ける
 

ラベルを付けるフレームは、キーフレームでなければならない。

ラベルは絵と同じフレームに置いてもいいが、レイヤーを分けた方がわかりやすい。

ラベルを設定したいキーフレームを右クリックし、「プロパティ」を選択する。

「フレームプロパティ」ウィンドウが表示されるので、「ラベル」タグをクリックする。

「名前」に設定したいラベルを記述する。

「タイプ」は「ラベル」にしておく。「コメント」は単なるメモである。

 

3.「GoTo」アクションでラベルを使う
 

フレームアクションでラベルを使うことができる。

適当なムービーを作り、任意のフレームをキーフレームにして「ラベル」を付けておく。

別の任意のキーフレームを右クリックして「フレームプロパティ」ウィンドウを表示させ、「アクション」タグをクリックして「+」アイコンを押し、「GoTo」アクションを選択する。

移動先を「フレーム番号」ではなく「ラベル」にする。

ラベル名を記述するが、ドロップダウンリストを開くと、既にムービー中に設定したラベルが表示されるので、一覧から選択することができる。

アニメーションを再生すると、指定したラベルのフレームへ移動する。

移動先でアニメーションが止まってしまうときは、「GoToAndStop」アクションになっている。移動先のフレームで止まらず動かしたいときは、「GoToAndPlay」アクションにしなければならない。

「GoToAndPlay」アクションにするためには、アクションを設定した「フレームプロパティ」の「アクション」タグで「GoToAndPlay」にチェックをすればよい。

 

 

平成13年度マルチメディアデザイン授業

〜明石高校+須磨学園高校による〜

(作成:兵庫県立明石高等学校/松本吉生/平成13年9月18日)