シンボルとは
1.「シンボル」の概念 |
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「シンボル」はFLASH独特の概念で、アニメーションをさせるイラストなどを、一つのキャラクターとして登録したもの。 アニメーションを作るとき、動かしたい個々のキャラクターを「シンボル」にすることで効率のよいアニメーションに仕上げることができる。 「シンボル」には「グラフィック」「ボタン」「ムービークリップ」の3つのタイプがある。
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2.デフォルトで用意されたシンボル | |
FLASHにはデフォルトでいくつかシンボルが用意されている。このシンボルを使って、シンボルの概念をつかむことができる。 デフォルトのシンボルは「ライブラリ」メニューから呼び出すことができる。「ライブラリ」には「グラフィック」「サウンド」「ボタン」「ボタン−高度」「ムービークリップ」があるが、基本は「グラフィック」である。
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3.ライブラリウィンドウ | |
「ライブラリ」メニューの「グラフィック」をクリックすると、「ライブラリウィンドウ」が表示される。「ライブラリ」はシンボルなどが保存された場所のことだ。 「グラフィックシンボル」の名前をクリックするとプレビュー画面が表示される。プレビュー画面に三角の「再生ボタン」があるものは、シンボルそのものがムービーになっている。再生ボタンを押すと動きを確かめることができる。
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4.ライブラリのシンボルを使うには | |
「ライブラリウィンドウ」のシンボルを使うには、シンボルをマウスでステージにドラッグする。 ステージに置かれたシンボルは、いわば登録されたシンボルの「投影」のような存在であり、これを「インスタンス」という。 いろいろなシンボルがデフォルトで用意されているので、ステージにドラッグして作り方を良く見てみよう。アニメーションになっているものは、その動きから学べるものも多いはずだ。
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平成13年度マルチメディアデザイン授業
〜明石高校+須磨学園高校による〜
(作成:兵庫県立明石高等学校/松本吉生/平成13年9月10日)