ファイルの保存

1.「ファイル」−「名前を付けて保存」

 

FLASHを起動し、新しい絵を描いたときは、「ファイル」メニューの「名前を付けて保存」を行う。このとき「保存する場所」を正しいフォルダに変更して適切な名前を付けること。作品をWebとしてインターネットで公開することを考えるときには、ファイル名は「直接入力」に切り替えて、アルファベットと数字で付けた方がよい。またアルファベットは小文字を使うことに統一したほうが混乱を生じない。Windowsファイルシステムは大文字と小文字を同じとして扱うが、UNIXファイルシステムでは別のものとして扱われるからである。

 

2.「ファイル」−「保存」
 

一度ファイルを保存したら、書き加えたり変更を行った絵は「ファイル」メニューの「保存」を行うと上書き保存される。

 

3.編集が終わったらファイルを閉じること
 

FLASHの編集に十分慣れるまでは、常に編集するファイルは1つだけにしたほうが良い。ある絵を編集し終わり、次の絵に切り替えるときは、必ず絵を閉じてから開くことを習慣とした方がよい。特にFLASHを「スタート」メニューから動かしたとき、「ムービー1」という名前の新しいファイルを編集する画面になるので、既に描かれた絵を呼び出すときは「ムービー1」を閉じてからファイルを開いた方がよい。

 

4.編集中のファイルを調べる
 

先に述べたようにFLASHは同時に複数のファイルを開いて編集することができる。現在編集中のファイルは「ウィンドウ」メニューで確かめることができる。その中でチェックが入っているのが画面に表示されているファイルである。

 

5.ファイルの「共有違反」とは
 

ファイルを保存した後でファイル名の付け間違いに気づくことがある。そこでウィンドウを開いてファイル名を変更しようとしたとき、「共有違反」のエラーが出て変更できないときがある。これはそのファイルをFLASHで編集中であるときに生じるエラーである。ファイル名を変更するときはFLASHでファイルを閉じてから行おう。しかし場合によっては拡張子を変更してしまい、FLASHで読み込めなくなったりする間違いもあり得るので、ウィンドウ操作に慣れないあいだはFLASHで読み込んで「名前を付けて保存」により正しい名前のファイルで「保存しなおす」ことが間違いなく行える。

 

6.ファイルの「拡張子」
 

Windowsファイルには「拡張子」によってファイルがアプリケーションに関連づけられている。例えばFLASHで編集可能なファイルは「.fla」、ブラウザで鑑賞するファイルは「.swf」という拡張子になっている。通常、ファイルを保存する場合、アプリケーションが適切な拡張子を付けてくれるので、これを変更しないよう気を付けよう。

 

 

平成13年度マルチメディアデザイン授業

〜明石高校+須磨学園高校による〜

(作成:兵庫県立明石高等学校/松本吉生/平成13年5月14日)