Kale Kalore / Vera Bila & KALE


一月ほど前に三宮のVirginMegaStoreで壁にジャケットが飾ってあり、「なんだこれは!!」と思いました。これ、とっても失礼なこと書いてるかなあ(^_^;)。で視聴できるようになっていたので聴いてみてまたびっくり。とても素晴らしい音楽でした。

ジャケットの帯には、こう書かれています。「1996年に衝撃のデビュー・アルバム『ロム・ポップ』で、日本中を陽気な哀愁の渦に巻き込んだ、ヴィエラ・ビラ&カリが帰ってきた。ジプシーキングスの躍動感とセザーリア・エヴォーラの哀愁をあわせ持つ彼らのサウンドは、ロム(ジプシー)という枠を超えて、聞く人の心を激しく揺さぶる」

「ロム」とはジプシーのことで、ヴィエラ・ビラはチェコのボヘミア地方、トキチャニのミュージシャンです。「若い頃、あの共産主義体制の国にありながら、トランジスター・ラジオのアンテナをいっぱいに伸ばして西側の音楽を聴いていたそうです」と解説の向風三郎さんは書かれています。詳しいことはわかりませんが、フランスで成功し、多くの人に知られるようになったようです。

歌詞を味わうことができないのがとても残念です。訳詞は付いていて、自然を称え、生活を謳歌し、恋人や友達への愛や友情を歌っています。

このアルバムは1998年にフランスのラスト・コール・レコードLastCallRecordsから発表されました。このCDはオルター・ポップ/株式会社メタ・カンパニーから発売された日本盤です。

1998.7.14