Still Life (Talking) / PAT METHENY GROUP


実は私が一番好きなパット・メセニーPatMethenyのアルバムは、「クエスチョン・アンド・アンサーQuestionAndAnswer」です。でも、このCDは今手元にありません。これは私の悪い癖で、気に入ったアルバムは人にも聴いて欲しくて、ついつい貸してしまうことがあります。で、誰に貸したかわからず、紛失してしまう、ってことになります。

「クエスチョン・アンド・アンサー」はぜひもう一度欲しいCDなのですが、これもなかなか店で見かけることがありません。最近CDも発売後すぐに手に入れないと買えなくなることが多いような気がします。

その「クエスチョン・アンド・アンサー」の次に好きなアルバムはこれ。Jazzというより雄大なオーケストラの交響曲、あるいはオペラのような音楽です。特に1曲目「Minuano(SixEight)」と4曲目「(It’sJust)Talk」はvocalというか人の声というものの感動を素直に感じることができる素晴らしい音楽です。また3曲目「LastTrainHome」にも効果的にボーカルが使われ、ギターと声が融け込むようなところが魅力です。

3曲目もそうですが2曲目「SoMayItSecretlyBegin」、5曲目「ThirdWind」は、パット・メセニーのメロディー・メイカーとしての才能を感じ取ることができる曲です。

このCDは1987年にワーナー・パイオニアから発売された日本盤です。

1998.2.9